熊野道路 早期完成と工事安全願う 起工式で首長ら 三重

【道路の早期完成を祈願し、くわ入れをする関係者ら=熊野市大泊町で】

【熊野】三重県熊野市大泊町の熊野大泊インターチェンジ(IC)と同市久生屋町を結ぶ自動車専用道路「国道42号熊野道路」(6・7キロ)の起工式が24日、熊野大泊IC付近であり、鈴木英敬知事や東紀州5市町の首長ら関係者43人が出席し、早期完成と工事の安全を祈願した。

国土交通省紀勢国道事務所によると、同道路は紀伊半島を一周する近畿自動車道紀勢線の一部。平成26年度に事業化され、事業費は270億円。用地取得率は今年3月末現在で72%。開通時期は未定。

県の想定では、南海トラフ地震が発生した場合、同市の国道42号は津波浸水区域にあり、同道路が完成すると「命の道」としての役割や産業振興で効果が期待される。

国交省中部地方整備局の勢田昌功局長は「起工式を大きな一歩と捉え、災害時の救援ルートの軸となる近畿自動車道紀勢線の整備に全力で取り組みたい」とあいさつ。来賓の鈴木知事は「交流人口の増加と命の道として期待し、一日も早く整備が行われるように努力したい」と述べた。

関係者らは道路の早期完成や工事の安全を願い、くわ入れをした後、河上敢二熊野市長の音頭で万歳三唱した。