両陛下帰京、笑顔で手を振り 見送る市民に応える 3日間で沿道や駅に4万1210人 三重

【見送りに手を振って応える天皇、皇后両陛下=伊勢市の近鉄宇治山田駅前で】
 天皇、皇后両陛下が伊勢神宮内宮を参拝し、帰京された23日、大勢が近鉄宇治山田駅や沿道に詰め掛け、小旗を振って両陛下を見送った。21日からの3日間で約4万1210人(県発表)が両陛下を一目見ようと、沿道などに集まった。
 さわやかな秋晴れとなった23日、両陛下が宇治山田駅前に到着すると、集まった約850人から歓声が上がった。車を降りた両陛下は笑顔で手を振って歓声に応えた。駅に入る直前に再び立ち止まって手を振ると、歓声は一段と大きくなった。
 滋賀県甲賀市の会社員、原田孝さん(56)は「両陛下が儀式を無事に終えられてよかった。雅子さまもお元気になり、国民として喜んでいます。令和の時代も今まで通り、平和な世の中が続いてほしい」と語った。
 玉城町の皇學館高2年、坂口果南さん(16)は「2日連続で天皇、皇后両陛下を拝見しました。将来みこになりたいので、両陛下が伊勢神宮に来られた時にお会いできたらいいなと思います」と話していた。
 松阪市の美容師、水上智恵さん(56)と伊勢市の看護助手、中村孝子さん(56)は「雅子さまが頑張っているお姿を見ると元気をもらえる。機会があれば、愛子さまも一緒に来てもらいたいです」と語った。
 両陛下を撮影しようと早朝から待機する人も。午前5時から駅前の最前列で待った玉城町の中村剛也さん(38)は「せっかく地元に来られたので、きれいに撮りたい」と、撮影の準備にいそしんでいた。
 皇族を撮影するため、全国を巡っているという愛知県西尾市の会社員、鈴木一成さん(59)は東京での即位パレードで使った望遠レンズで臨んだ。「逆光で難しかったけど、なんとか撮れた」と喜んでいた。