1万6700人の市民ら奉祝 両陛下、外宮ご参拝 小旗振り、沿道で

【沿道から手を振る人たち=伊勢市本町で】

天皇、皇后両陛下が伊勢神宮外宮を参拝された22日、伊勢市には両陛下を一目見ようと約1万6700人(県発表)が詰め掛けた。雨天に見舞われる場面もあったが、沿道に集まった人たちは「新しい時代の幕開けを体験できた」と感無量だった。

この日、市内では断続的に雨が降ったが、両陛下は車の窓を開けて笑顔で手を振って沿道からの声援に応えていた。内宮から外宮に向かう往路と内宮に戻る復路の両方で沿道に立った人もいた。

内宮前では午前9時ごろに御料車が宇治橋を渡って現れると、大勢が日の丸の小旗を一斉に振った。午前2時ごろから待った兵庫県明石市の宮内さゆりさん(42)と神戸市の大西麻起子さん(42)は「東京の即位パレードも見に行った。お二人は互いを信頼し、支え合っているように感じる」と話していた。

外宮周辺では午前8時半ごろ、「親謁の儀」で使われる馬車が外宮に向かうため、車道を通った。沿道に集まった人たちは夢中で撮影していた。

いなべ市の宮木文子さん(76)は、外宮前で両陛下の到着を見守り、感激した様子。「お二人のご成婚時に皇居にお祝いに行った。即位パレードに行けなかったので、今日はぜひ来たかった」と話していた。

外宮前で両陛下の出発を待った鈴鹿市の会社員、西谷さわ子さん(54)は「雨の中、待ったかいがあった。両陛下がにこやかできれいで、感動した。国民のためにお体に気を付けて頑張ってほしい」と語った。