「努力することを忘れないで」 野口みずきさんが松阪・松尾小学校で講演

【努力する大切さを児童に呼び掛ける野口さん=松阪市丹生寺町の松尾小学校で】

【松阪】伊勢市出身で平成16年のアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん(41)が22日、松阪市立松尾小学校の全校児童292人を前に講演し、目標を持ち努力する大切さを話した。

東京五輪・パラリンピックを題材にスポーツの意義を学ぶ「オリパラ教育」の一環でスポーツ庁の委託を受け、県が実施。五輪やパラリンピックへの出場経験がある県出身選手らを講師として招いている。

野口さんは現在、岩谷産業陸上競技部のアドバイザーを務めている。東京五輪の聖火ランナーに決まり、毎月200キロほど走っているという。

野口さんはけがで北京五輪を欠場したことを引きずっていたが、競技生活最後に出場した大会で沿道からの声援や拍手を励みに走り、「一番心に残る大会だった。悔いの残らない陸上人生を終えることができた」と述べた。

「努力することを忘れないでほしい。階段を一段一段登るように取り組んでいけば、絶対に夢に近づく」と児童たちに呼び掛けた。

講演後、四年生40人が、野口さんの指導を受けながらストレッチをして、鬼ごっこで交流した。