鈴鹿市自販機設置許可で住民監査 請求を棄却、一部却下 三重

【鈴鹿】三重県鈴鹿市が管理するスポーツ関連施設への市体育協会による自動販売機設置許可を巡る住民監査請求で、市監査委員は21日、請求を棄却、一部却下とした。

請求では末松則子市長に対し、許可の取り消しや撤回、逸失利益の弁償などを求めていた。

監査結果によると、対象となる自動販売機を平成30年度分、31年度分に分けて審議。平成30年度分の請求に関しては「請求期間を超えている」として却下し、平成31年度分の請求は「違法や不当な許可ではない」として棄却した。

結果を受け、請求人の農業髙井幸郎さん(70)=同市稲生=は「残念な結果になった。今後の対応は検討する」と話し、末松市長は「市が適正と判断されたことは妥当。今後は、8月に全庁的に共有した方針に基づき取り組む」とコメントした。

監査結果の公表書は市役所総務課で閲覧できるほか、22日から市ホームページに掲載する。

市体育協会は指定管理者を外れた平成30年度に自販機20台を設置し、246万円の収益を得ており、市は31年度も21台に対し目的外許可を出している。