水揚げしたてを刺身に 尾鷲の料理店 「ほんじつのさかな」あすオープン 三重

【ほんじつのさかなを開業する康さん(左)と貯さん=尾鷲市港町で】

【尾鷲】三重県尾鷲市の尾鷲港や紀北町の引本港などで水揚げした新鮮な魚を使った刺身定食を提供する料理店「ほんじつのさかな」が23日、尾鷲市港町にオープンする。

料理店を運営するのは、大阪府北区で創作和食店と特区民泊を経営する羽尾康さん(58)と貯(ちよ)さん(45)夫妻。貯さんの実家が尾鷲市という縁で、市内で水揚げされる魚を大阪の店で提供できないかと考えたが、コストの面などで断念。大阪と尾鷲市を行き来しながら市内で店を経営することにした。

店では並、上、特上の刺身定食を提供。並は6種類の刺身のほか、魚のあら汁、小鉢などがつく。特上は伊勢エビも出る。価格は1300円―2500円(税別)。三重県産の日本酒などアルコール類やソフトドリンクもある。席は20席用意。

店は築80年以上経過した木造2階建ての古民家。空き家バンクなどに取り組む同市朝日町のNPO法人おわせ暮らしサポートセンターが、昨年7月に飲食店営業許可を取得し、水回りなどを整備していた。

2人で市内の古民家を20軒ほど回った上で決め「たたずまいがまちにマッチしているところにひかれた」という。同法人と賃貸契約を結び、今年4月から庭の草刈りや壁を塗るなどして整備を進めてきた。

康さんは「まちのPRや東紀州地域の活性化に寄与できたら」と話している。

土日祝のみの営業。時間は午前11時半―午後3時。

問い合わせは羽尾さん=電話080(3789)7065=へ。