両陛下、即位後初の来県 きょう「親謁の儀」 伊勢神宮に報告へ 三重

【沿道に手をお振りになる天皇皇后両陛下=伊勢市の近鉄宇治山田駅前で】

天皇、皇后両陛下は21日、即位礼正殿の儀や大嘗祭など、即位に関する一連の儀式を終えたことを伊勢神宮に報告する「親謁の儀」を執り行うため、三重県伊勢市内に到着された。22日に外宮、23日に内宮を参拝する。両陛下の来県は即位後で初めて。この日は約1万860人(県発表)が近鉄宇治山田駅や沿道で両陛下の来県を歓迎した。

両陛下は21日午後4時20分ごろ、観光特急「しまかぜ」の臨時専用列車で近鉄宇治山田駅に到着した後、ホームで鈴木英敬知事や中嶋年規県議会議長、鈴木健一市長らの出迎えを受けた。

この後、駅前に詰めかけた大勢の人らに笑顔で手を振り、御料車で駅を出発。約20分をかけて宿泊先の内宮に向かった。沿道でも日の丸を手に歓声を上げる大勢の人らに、笑顔で手を振って応えた。

両陛下は22日午前に内宮の行在所を出発し、外宮を参拝する予定。再び内宮の行在所で宿泊する。23日は午前に内宮を参拝した後、同日午後に近鉄宇治山田駅から臨時専用列車で帰途に就く。

天皇陛下は重要な儀式で着用する「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」と呼ばれる束帯姿で参拝し、宮内庁の馬車で境内を移動する。皇后さまは十二単姿で臨み、境内では即位のパレードで使われたオープンカーに乗る予定。

県によると、天皇陛下の来県は全国高校総体(インターハイ)に出席した昨年7月以来、約1年4カ月ぶり。親王、皇太子時代を含めて19回目の来県で、うち伊勢神宮への参拝は14回目となる。

皇后さまの来県は、第62回式年遷宮の後に伊勢神宮を参拝した平成26年7月以来、約5年4カ月ぶり。来県は皇太子妃時代を含めて7回目、うち伊勢神宮への参拝は4回目となる。