松阪ひき逃げ遺体遺棄 事件8年目、忘れないで 遺族ら情報求める 三重

【一瀬敦さんの遺影を抱え、駅利用者に情報提供を呼び掛ける要子さん=松阪市嬉野中川新町1丁目の近鉄伊勢中川駅で】

【松阪】平成24年3月11日に三重県松阪市飯南町上仁柿の山林で兵庫県神戸市垂水区名谷町の鉄筋工一瀬敦さん=当時(32)=の遺体が見つかった事件で、遺族と松阪署員の15人は20日、同市嬉野中川新町一丁目の近鉄伊勢中川駅で情報提供を求めるビラを配った。

同署捜査本部によると、一瀬さんは同23年11月20日夜、同駅から国道23号方向へ職場の寮まで歩いて帰る途中、車にはねられ死亡し、約20キロ離れた山中に遺棄された。ひき逃げ事件とみて捜査している。

行方不明から8年目のこの日、母親の要子さん(71)と兄弟3人がビラ配りに参加。要子さんは「犯人が出てこなくて悔しい」と述べ、事件を忘れないでほしいと呼び掛けた。

情報はこれまでに47件寄せられたが、最近2年間はない。情報提供は同本部=電話0598(53)0110=へ。