伊勢おかげ寄席初開催 人気落語家の話芸に大笑い 三重

【落語を披露する三遊亭小遊三さん=伊勢市のいせトピアで】

【伊勢】三重県伊勢市黒瀬町の同市生涯学習センターいせトピアで19、20日、「芸協らくご・伊勢おかげ寄席」(落語芸術協会主催、伊勢市など共催)が初開催された。同会長の春風亭昇太さんや三遊亭小遊三さんら人気芸人の芸に、2日間で延べ約900人が笑い声を響かせた。

文化芸術の鑑賞機会拡大を目的に、同協会では1月、全国の市町村では初めて同市と毎年寄席形式で落語会を開くための協定を締結。協定後の第1回目の寄席として、会長の昇太さんをはじめ、おかげ横丁で開かれている「みそか寄席」でも馴染みの桂文我さんや桂文治さんらが出演した。

初日の19日は、前座を含む8組が出演。小遊三さんや文我さん、文治さんが「代わり目」「試し酒」「鈴ヶ森」など得意の芸を面白おかしく披露し、客席からは大きな笑い声が上がった。津市出身の春風亭昇市さんも定番の「時そば」で会場を沸かせていた。

20日に会見した昇太さんは「伊勢でこのようなご縁をいただき身の引き締まる思い。今後も演者ともども張り切って演じていきたい」と話した。協会参事の小遊三さんも「肉も魚もうまい伊勢で落語ができることは最高」と話していた。