亀山市長が知事と対談 病院再編「国への調整」要望 三重

【鈴木知事(右)と櫻井市長の「一対一対談」=亀山市羽若町の市総合保健福祉センターで】

【亀山】鈴木英敬三重県知事と各市町長が地域の課題解決に向けて話し合う「一対一対談」が19日、亀山市羽若町の市総合保健福祉センターであり、鈴木知事と櫻井義之亀山市長が、再編・統合議論の対象病院「市立医療センター」やリニア中央新幹線三重県駅など4項目について意見交換した。

突然、国による再編・統合議論の対象病院となった「市立医療センター」について櫻井市長は「今回の公表は、地域の実情がまったく考慮されておらず、納得しがたいものである」と述べ、「鈴鹿、亀山の医療圏で、一定のバランスを図ってきた『市立医療センター』が、市民の安心、安全を守る機能が果たせるよう、国への調整を」と要望。

鈴木知事は「県内7つが対象病院と公表されたが、やり方、中身について疑念を抱かざるを得ない。憤りを感じている」といい、「市立医療センターは、多くの役割が期待されており、地域に必要な病院であると認識している。県内7つの病院については、惑わされることなく、地域や医療関係者の不安を払拭(ふっしょく)するため、地に足のついた議論を深めていく」と語った。

リニア中央新幹線について、鈴木知事は「東京―名古屋間の2027年開通が遅れることがあってはならない」と述べ、「2023年には名古屋以西の環境アセスをする大変重要な時期にきており、『オール三重』でルートや停車駅も含め、早期全線開通に向け取り組む」と話した。