妊婦体験「大きくて重たかった」 尾鷲の矢浜小で「いのちの教室」 三重

【妊婦体験ジャケットを着用する児童ら=尾鷲市矢浜の矢浜小学校で】

【尾鷲】三重県の尾鷲市立矢浜小学校で19日、「いのちの教室」が開かれ、2年生12人が胎児の成長や出産について学び、命の尊さを考えた。

自己肯定感や相手を思いやる気持ちを育むことを目的に、市と尾鷲総合病院が連携して平成28年度から開いている。

同病院の助産師、川崎美紀さん(39)が講師を務め、受精卵の大きさや羊水の役割などについて説明。「生きていることは当たり前ではない。自分や友達の命を大切にしてほしい」と呼び掛けた。

児童たちは、出産前の胎児や羊水、脂肪などの重さを体験できる7キロの妊婦体験ジャケットを着たり重さ2・5キロの赤ちゃんの人形を抱っこしたりした。聴診器を使い、自分やクラスメートの心臓の音を聞く体験もした。

妊婦体験ジャケットを着用した真井羚也(れいや)君(8つ)は「大きくて重たかった。(母親に)大変なのに産んでくれてありがとうと伝えたい」と話した。