三重海軍航空隊装備品を窃盗 四日市南署 容疑の男逮捕

【髙倉容疑者が自首した際に持参し、津市香良洲町歴史資料館から盗んだと話す盗品の一部=四日市南署で】

【津】三重海軍航空隊の装備品などを保管、展示する津市の歴史資料館で装備品が盗まれた事件で、四日市南署は17日、窃盗の疑いで、四日市市曙二丁目、工員髙倉清彦容疑者(48)を逮捕した。「軍装品の収集に興味があって盗んだ」と容疑を認めている。

逮捕容疑は10月31日午後5時ごろから11月15日午前11時ごろまでの間に、津市香良洲歴史資料館で、3階展示室のマネキンに飾ってあった隊員のゴーグルと飛行手袋計2点(時価4万円相当)を盗んだ疑い。

津市教委が16日、津南署に被害届を提出。ゴーグルと飛行手袋のほか、倉庫に保管していた飛行服などもなくなっていたが、紛失時期が不明のため、被害の届けを見送っていた。

四日市署によると、髙倉容疑者は軍装品の収集家。調べに対し「インターネットで購入していたが、金がなくなり売った。それでもほしかったため、今年の夏頃から三重、愛知、岐阜の軍装品を展示する資料館で盗みを始めた」などと話している。客として入館し、何回かに分けて展示品を盗んだという。

髙倉容疑者は事件が報道されたことを会員制交流サイト(SNS)で知り、17日夕、同署に自首した。盗んだ品を持参しており、判明しているだけで同館の被害は62点に上る。居住するアパートにはさらに盗品があるといい、署は余罪を調べている。同館の展示品を含め「一部は売却した」とも述べているという。