保管方法の見直し検討 歴史資料窃盗受け津市長 三重

【津】三重県津市の香良洲歴史資料館で展示品などが盗まれたことを受け、前葉泰幸市長は18日の定例記者会見で「盗難行為自体は許されるものではない」と非難した上で、保管方法を見直す考えを示した。

館内に防犯カメラはなく、旧日本軍の軍服などを保管していた倉庫に鍵がなかったことから、防犯対策の不備を問われ「管理について必ずしも十分でなかった」と認め「改善を早急に図る」と述べた。

同館は盗難被害を受け、マネキンに着用させる展示物を透明なテグスで固定。市教委は鍵のなかった倉庫に鍵を付けるため手続きを進め、見回りのマニュアルを作成する。防犯カメラの設置も検討している。

市教委は同日に容疑者が逮捕されたことを受け「遺族などからご寄付いただいた貴重な展示物が盗難に遭い、本当に申し訳なかった。盗難に遭ったものが全て戻ってくることを願っている」としている。