香良洲歴史資料館で展示品など42点盗まれる

【マネキンから盗まれたゴーグルと飛行手袋(津市提供)】

【津】三重県津市は16日、香良洲歴史資料館(同市香良洲町)で三重海軍航空隊の飛行手袋やゴーグルなどが盗まれたと発表した。津南署が窃盗事件として捜査している。

市によると、3階展示室から飛行手袋とゴーグル、倉庫からは軍服や飛行服、襟章・階級章類など42点が盗まれた。館内を見回っていた職員が展示室のマネキンに着用させていた手袋がないことに気付き、15日午前に市生涯学習課へ連絡。他に盗難がないか確認したところ、発覚した。

同館は香良洲町にあった三重海軍航空隊の関係者が開館し、旧香良洲町に寄贈。館内に防犯カメラはなく、倉庫は無施錠だった。飛行手袋とゴーグルは6日までは確認されていたという。

市生涯学習課は展示品を「戦時中の地域の歴史を学ぶ貴重なもの」と説明。保管方法については「性善説に立って運営していた。反省しなければならない」とし、防犯カメラの設置を検討しているという。