豚コレラ 10農場の監視対象解除 ワクチン接種完了で三重県

三重県は14日、豚コレラの感染リスクが高いとして国から監視対象に設定されていた県内12農場のうち、10農場が設定解除されたと発表した。豚へのワクチン接種が完了したため。残り2農場もワクチンを接種していない豚がなくなり次第、解除となる見通し。

これまで感染が確認されたイノシシの捕獲地点から半径10キロ圏内にある農場を監視対象に設定。6月以降、県北部などで感染イノシシが相次いで見つかり、12農場が監視対象に設定された。監視対象農場は毎日、豚に異常がないかを県に報告していた。

農水省が今月13日、接種地域ではワクチンを接種していない豚が存在しなくなった農場を監視対象から外すと通知。通知に基づき、10農場が監視対象の設定を解除された。

県CSF(豚コレラ)対策チームの担当者は「1割ほど抗体を持たない豚もおり、予防ワクチンのないアフリカ豚コレラの脅威もある」として、県内の農場に引き続き飼養衛生管理の徹底や豚に異常があった場合の報告を求めている。