島サミット、賢島で開催を 三重県知事と志摩市長 菅官房長官に要望書

【菅官房長官(中央)に要望書を手渡す鈴木知事(左)と竹内市長(三重県提供)】

三重県の鈴木英敬知事と竹内千尋志摩市長は14日、菅義偉官房長官と面談し、政府が令和3年の開催を予定する「太平洋・島サミット」を志摩市の賢島で開催することを提案する要望書を提出した。同サミットには19カ国・地域の首脳が参加する。

鈴木知事は平成28年に伊勢志摩サミットを開催し、国内外の賓客を受け入れた経験を強調。参加国の一つであるパラオ共和国との縁や太平洋諸国との交流に取り組んできた実績をアピールした。

同行した県海外誘客課の担当者によると、菅官房長官は鈴木知事の言葉に笑顔でうなずいていたものの、発言はなかった。「他の自治体も手を挙げているため、発言を控えたのではないか」(同担当者)とみている。

県は知名度向上を図ろうと9月15日付で誘致を申請。10月7日には鈴木知事と竹内市長が外務省を訪れ、若宮健嗣副大臣に県内開催を要望した。県以外にも静岡市など複数の自治体が立候補しているという。