相可高農業クラブ バイオバジルオイル完成 食品かす発電の液肥活用 三重

【バイオバジルオイルを披露する(後列右から)竹本館長、松浦社長、久保町長と生徒ら=多気町役場で】

【多気郡】三重県立相可高校(多気町相可)の農業クラブは13日、同町役場でバイオバジルオイルの完成お披露目会を開いた。バジルは、同校の高校生レストラン「まごの店」(同町五桂)の食品かすを原料にしたバイオマス発電から出る廃液を肥料に活用して育てた。

同校生産経済科は平成27年からバイオマス(動植物由来資源)の液肥利用に取り組み、30年度にはリサイクルなどの3R推進功労者表彰で内閣総理大臣賞を受賞している。同年にはクラウドファンディングで64件、400万円を集め、秋田大学のバイオマスプラントを移設した。液肥を使うとバジルの収穫量が2割以上増えた。

松阪市嬉野新屋庄町の辻精油がナタネ油を加えて商品化。270グラム入り税込み1000円で販売している。

お披露目会には久保行央町長と、それぞれ100万円寄付した万協製薬(同町五桂)の松浦信男社長、竹輝銅庵(松阪市駅部田町)の竹本博志館長が出席。バイオバジルオイルをかけたトマトとお茶漬けを賞味した。

お茶漬けを食べた3人は、「めっちゃうまい」(久保町長)、「これはありですね。一気に洋風になる。ブームが来るな」(松浦社長)、「まろやか」(竹本館長)と感想を話した。

2年生の薗井織枝さん(17)は「何でも合う。和食にも使ってほしい」とアピールした。