豚コレラ いなべの農場が再開 清浄確認、82頭仕入れ 三重

三重県は12日、県内の養豚場としては唯一、豚コレラが発生していたいなべ市内の農場が、同日から事業を再開したと発表した。この農場で再び豚を繁殖させるため、82頭を仕入れたという。

この農場では7月24日に豚コレラの感染が確認された。約4200頭の殺処分などを経て、10月末で封鎖期間が終了。県が立ち入り検査を実施し、消毒の状況などを調べた上で清浄と判断した。

県によると、この農場は12日に豚を仕入れ、県の獣医師が全頭にワクチンを接種した。農場は豚コレラ発生前の飼育頭数に戻すことを目指し、今後も月に一度のペースで豚を仕入れるという。

鈴木英敬知事は「つらい思いを乗り越え、再開に向けて取り組んだ農場の皆さんにとっては万感の思いだと察する。経営が一刻も早く軌道に乗るよう、きめ細かな支援をしたい」とのコメントを出した。