最新技術、国に予算要望 三重県、AI避難誘導など

【加藤厚労相(右)に要望書を手渡す鈴木知事=厚労省で】

鈴木英敬三重県知事は13日、内閣府と厚労省を訪問し、来年度予算の確保を要望した。AI(人工知能)を活用した避難誘導や「空飛ぶクルマ」など、県が活用を目指す最新技術への支援を求めた。

鈴木知事は内閣府で、国内で初めてAIスピーカーを使った訓練を伊勢市で実施したことを紹介し、導入に必要となるシステム改修などを要請。「空飛ぶクルマ」の実現に向けた支援も求めた。

平将明副大臣は「台風19号などへの対応を通じて、適切な避難勧告の必要性を痛感した。他省庁と連携して支援したい」と返答。「空飛ぶクルマ」には、「しっかりと受け止めた。検討したい」と語った。

厚労省では、県が全国に先駆けて取り組んでいるAIを活用した児童虐待への対応について、技術開発の加速化やモデル事業の創設を求めた。加藤勝信大臣は「支援を検討したい」と応えた。

鈴木知事は12日に財務省、経産省、国交省を訪問し、防災対策や道路整備の予算を十分に確保するよう要望した。14日は首相官邸で菅義偉官房長官と面談し、地方創生などへの支援を求める予定。