不法就労助長容疑で2人逮捕 51人、不法残留等容疑で摘発 三重県警

三重県警組織犯罪対策課などは12日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、亀山市関町会下、会社経営佐藤俊彦容疑者(58)と鈴鹿市国府町、ベトナム国籍の自動車修理販売業グェン・バン・ミン容疑者(46)を逮捕した。また、県警は9月に不法残留等の疑いで、ベトナム人とインドネシア人計51人を摘発し、うちベトナム人の男女4人を現行犯逮捕した。県警が一度に摘発した外国人の数としては、過去10年で最多という。

逮捕容疑は、不法残留のベトナム人の男女4人を桑名市多度町の自動車部品組立工場に派遣し、働かせた疑い。期間は最長で平成28年5月6日から今年9月25日までの約3年4カ月間。

佐藤容疑者は「就労資格がないとは知らなかった」と話し、ミン容疑者は「紹介したときはビザがあった」と述べ、いずれも容疑を否認している。

県警によると、佐藤容疑者は鈴鹿市内で自動車部品組立の請負会社を経営。ミン容疑者が窓口になり、佐藤容疑者に外国人を紹介していたとみている。

県警などが9月25日夜、桑名市の自動車部品組立工場に出向き、容疑が浮上。工場には約85人の外国人がいたという。うち、不法残留などの疑いで摘発されたのは、両容疑者の逮捕容疑にあるベトナム人の男女4人を含むベトナム人とインドネシア人の計51人。そのうち38人が佐藤容疑者に雇用された外国人だった。