ご即位祝い梅植樹 鳥羽・門野幾之進記念館園庭 陛下と縁ある地に 三重

【天皇陛下ご即位を祝って梅の木を植樹する(左から)松田会頭と吉川会長=鳥羽市の門野幾之進記念館で】

【鳥羽】天皇陛下のご即位を祝って、三重県の鳥羽商工会議所と鳥羽市観光協会は12日、同市鳥羽一丁目の門野幾之進記念館園庭にしだれ梅の木一本を植樹した。

同記念館は慶應義塾副塾長として近代日本の礎を築いた門野幾之進(1856―1938)と、日本商工会議所第八代会頭を務めた弟・重九郎(1867―1958)の功績を伝えるために設立。上皇陛下の皇太子時代に教育係を務めた経済学者小泉信三(1888―1966)が二人をたたえた碑が残されている。

新元号「令和」が万葉集の梅花の歌32首の序文を典拠としていることから、鈴鹿市の造園業者を通じて樹齢約30年、高さ約3メートルの紅色のしだれ梅を購入し、陛下と縁のある同所への植樹を決めた。

この日は鳥羽商工会議所の松田音壽会頭と、鳥羽市観光協会の吉川勝也会長がスコップで木の根元に土をかぶせた。松田会頭は「新しい御代の始まりをお祝いし、平和で輝かしい未来を祈りたい。鳥羽が素晴らしい町となるよう祈りを込めた」と話していた。