予算確保、国に要望 三重県知事、空飛ぶクルマ開発支援など

【梶山経産相(右)に要望書を手渡す鈴木知事=経産省で】

鈴木英敬三重県知事は12日、財務省、経産省、国交省を訪問し、来年度予算の確保を要望した。経産省には「空飛ぶクルマ」の研究開発に支援を求め、梶山弘志大臣は「熱意を受け止めた」と返答した。

鈴木知事は財務省で、国土強靱化の3か年緊急対策が来年度で終了した後も、防災関連の予算や財源を十分に確保するよう要請。紀勢道の早期4車線化や四日市港北ふ頭の岸壁耐震化なども求めた。

麻生太郎財務相は「生産性の向上に資する思い切った設備投資は経済対策としても重要。これまでも財政投融資を活用してきた。事業を所管する国交省の考えを尊重するが、検討する必要がある」と述べた。

経産省では、中小企業の事業承継に対する税制優遇措置や事業継続力の強化に取り組む指導員の育成などを要請。県が実用化を目指す「空飛ぶクルマ」の技術開発や実証実験などへの支援を求めた。

梶山経産相は事業承継について「中小企業・小規模企業は地域の雇用維持でも大切な存在。経営者の保証や税制措置の対策を講じたい」と返答。空飛ぶクルマには「県の熱意をしっかり受け止めた」と語った。