百五銀が増収増益 令和2年度中間期連結決算 三重

【中間期決算を発表する杉浦取締役=津市丸之内で】

【津】百五銀行(本店・三重県津市岩田、伊藤歳恭頭取)は8日、令和2年度中間期(平成31年4月―令和元年9月)の連結決算を発表した。経常収益は前年同期比5・7%増の447億3600万円、純利益は2・5%増の65億400万円で増収増益となった。

同行単体でも、経常収益は前年同期比2・3%増の371億6500万円、純利益は5・2%増の68億6300万円だった。外貨建て融資や消費者ローンの貸し出し金利息や住宅ローンの取り扱い手数料が増加したことが主な要因。

一方、本業のもうけを示すコア業務純益は9億8千万円減の65億6900万円となった。大幅に増加した国債などの債権損益が含まれていないほか、戦略的なIT投資などで経費が増加したためとしている。

同行は上期が好調だったことを踏まえ、令和2年度の連結業績予想を上方修正。5月に示した当初予想から、経常収益を29億円増の868億円、純利益を10億円増の110億円とした。年間配当金は9円で据え置いた。

同行丸之内本部棟で記者会見した杉浦雅和取締役は好調な住宅ローンについて「シェアの低い愛知県でハウスメーカーと協力した結果、当初の予想を上回った」と説明。県内経済情勢については「非常に難しい状況。製造業は設備投資を控え気味で、人手不足感がある」と述べた。