出前講座アンケート 回答内容書き換え依頼 高校側に三重県議会事務局職員

【アンケートの修正を依頼した問題の報告を受ける代表者会議=県議会議事堂で】

中嶋年規三重県議会議長は8日の代表者会議で、議会事務局の男性職員が県議会主催の「出前講座」を受け入れた高校側に対し、アンケートの回答内容を書き換えるよう依頼していたことを明らかにした。

議会事務局によると、出前講座は昨年11月に県立名張高で開かれ、県議2人が生徒らに議会の役割などを紹介。同校の教諭は開催後のアンケートで「生徒にプラスになったか、わかりにくい」と回答した。

この回答に対し、議会事務局の男性職員が同校に「厳しい意見なので改善点を提案するなど前向きな意見にしてほしい」と修正を依頼した。同校は修正に応じず、回答は当初の内容で議員らに配布された。

中嶋議長は「アンケートの内容を確認することはあっても修正を求めることは絶対にあってはならず、コンプライアンス意識に欠けた言動だと言わざるを得ない。再発防止に向けて取り組む」と述べた。

議会事務局の湯浅真子局長は「コンプライアンス意識を欠いた不適切な行為。議会の信用失墜につながる事態を引き起こし、おわび申し上げる。コンプライアンス意識の徹底と共有を図る」と陳謝した。