津市の成人式 令和4年4月以降も20歳が対象 市長方針 三重

【津】成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法の成立を受け、三重県の前葉泰幸津市長は7日の定例記者会見で、法律が施行される令和4年4月以降も成人式の対象は20歳にするとの方針を明らかにした。民法改正後の対応を明らかにしたのは県内で初めて。

市では毎年1月、新成人らでつくる実行委員会が中心となって成人式を開催。改正民法施行後の令和4年度は18―20歳の新成人が混在するため、成人式の対象年齢について判断を迫られていた。同年度以降は「津市20歳のつどい」に名称を変更する。

市は20歳を対象にする理由について「18歳は進学や就職など進路選択の大事な時期と重なるため、新成人や家族への配慮が必要」と説明。「飲酒や喫煙などに関する年齢制限がなくなる20歳が自立した青年を祝う時期に適している」などとした。

前葉市長は「成人式に関する問い合わせが増えている。なるべく早く発表したほうが良いと判断した」と述べた。18歳の新成人は親の同意なしにローン契約などができるようになるため、「主権者としての自覚や消費者教育が必要。高校で教育してほしい」と話した。