人気コーヒーフェス誘致 鈴鹿青少年センターで 30日間から2日間 三重

【定例記者会見で、コーヒーフェスティバルの開催を発表する廣田教育長=三重県庁で】

廣田恵子三重県教育長は七日、定例記者会見で鈴鹿市住吉町の鈴鹿青少年センターで11月30日、12月1日の両日、コーヒーの名店がこだわりの1杯を提供する「ジャパンコーヒーフェスティバル」を開くと発表した。全国各地で開かれる人気イベントで、東海3県では初開催。センターの集客に悩む県教委が今後の方向性を検討する参考にしようと誘致した。

コーヒー文化の発展や普及を目指している一般社団法人「日本コーヒーフェスティバル実行委員会」が3年ほど前から全国各地で開いている。今回で20回目。

県内外の10店舗がブースを設け、ハンドドリップのコーヒーを提供。中庭でのジャズの生演奏を聴いてもらう。センターには昭和60年の開館時から設けている食堂があり、家具なども当時のまま。実行委は「タイムスリップしたような空間がイベントの趣旨にぴったり」と評価しているという。

一方、県教委はオープンから30年以上を経て老朽化するセンターの集客対策を模索している。利用者数は年間約7万4千人で横ばい。利用が少ない冬場対策が課題となっている。イベントでは来場者にセンターへの印象や有効活用のアイデアを尋ねるアンケート調査を実施する。

廣田教育長は「他府県も含めて幅広い世代に来てもらえる施設にするため、民間による活用も含めて検討している。今回の調査結果を踏まえ、年度内も方向性を示したい」と述べた。

イベントは入場無料。コーヒーの購入は3杯で1500円のチケットが必要。両日ともに午前10時―午後4時。問い合わせは県教委社会教育・文化財保護課=電話059(224)3322=へ。