井村屋が減収減益 長梅雨で夏物苦戦 三重

【津】井村屋グループ(三重県津市高茶屋七丁目)は6日、令和2年3月期第2四半期(平成31年4月―令和元年9月)の連結決算を発表した。長梅雨などの影響で夏物商品の販売に苦戦し、売上高は前年同期比7・5%減の203億3千万円で五期ぶりに減少。原材料費が高騰しているため、営業利益は86・6%減の1億2500万円で、減収減益となった。

冷菓商品は需要期の6―7月に天候不順が続き、販売が伸び悩んだ。主力商品「あずきバー」は7月の売上が大きく減少し、前期比12・5%減の2億500万本となった。「水ようかん」やスパウチ商品などの夏物商品の売上も減少した。

原材料の小豆が平成28年以降、主要生産地の北海道で天候不順などが続き、価格が高止まりしている。製造原価が増加した結果、営業利益が大幅に減少。グループ全体の純利益は87・7%減の1億700万円で、四期ぶりの減益となった。

同社は肉まん・あんまんの販売が順調な立ち上がりとなったことから、冬場の需要を見込み、令和2年3月期の連結業績予想に変更はない。売上高を前年同期比3・8%増の468億円、純利益を1・9%増の12億8千万円としている。