鈴鹿 市内戦争遺跡の本出版 元中学教諭、浅尾さん自費で 三重

【浅尾さんが自費出版した「鈴鹿市にも戦争があった~軍都・鈴鹿の全容~」=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市十宮の元中学校教諭、浅尾悟さん(64)がこのほど、市域の旧軍施設についてまとめた冊子「鈴鹿市にも戦争があった~軍都・鈴鹿の全容~」を500部、自費出版した。1冊1500円(税込)。

A4判、98ページ。浅尾さんらの測量や聞き取り調査で存在が明らかになったという同市石薬師町にあった「陸軍石薬師射撃場」の調査結果をはじめ、各軍施設の図面、戦時中の市民生活など、4章に分けてまとめた。

浅尾さんは社会科教員の傍ら、20年以上前から市の歴史や戦争遺跡について調べ始め、現在は「鈴鹿市の戦争遺跡を保存・平和利用する市民の会」に所属し、調査活動を続けている。

今回で4冊目の出版。浅尾さんは「当時を知る人への聞き取りや現地での測量など何十回としてまとめた。鈴鹿市のことを多くの市民に知ってもらいたい」と話していた。

問い合わせ、申し込みは浅尾さん=Eメールasao@js9.so‐net.ne.jp=へ。