アマゴの採卵最盛期 熊野の赤倉水産 今月中旬ごろまで 三重

【メスのアマゴから卵を取り出す中平社長(右)ら=熊野市育生町赤倉で】

【熊野】三重県熊野市育生町赤倉のアマゴ養殖「赤倉水産」で、アマゴの人工授精が最盛期を迎えている。

中平孝之社長(72)らが、近くの尾川川の水を引いた水槽で2年間育てた体長40センチほどのメスのアマゴからオレンジ色の卵を取り出し、オスの精子をかけて受精卵にしている。

赤倉水産では、約8万匹のアマゴを育てている。1匹からの採卵は約1650粒。800匹から132万粒を採卵する見込み。作業は先月31日から始まり、今月中旬ごろまで続く。

約5年ほど前から食用の卵を出荷しており、昨年並みの約70万粒を冷凍保存し、県内や和歌山の旅館に出荷する予定。

中平社長は「売りはきれいな水で育つこと。順調に成長している」と話した。