武者行列で戦国絵巻 松阪で氏郷まつり

【鯰尾のかぶと姿で松坂城跡を出発する氏郷役の勝田さん=松阪市殿町で】

【松阪】松坂城を築き商都松阪を開いた戦国武将、蒲生氏郷を顕彰する第58回「氏郷まつり」が3日、三重県松阪市殿町の松坂城跡と市街地であり、呼び物の武者行列が練り歩いた。同市観光協会主催。

城跡本丸に建つ「松阪開府之碑」前で式典を開き、氏郷生誕地の滋賀県日野町の町長らが出席。最後に転封された福島県会津若松市の市長からメッセージが寄せられた。

竹上真人松阪市長は氏郷の父、賢秀(かたひで)を装ったよろい姿で出演し、「ふるさと寄付金で1名が旗持ち役を1万円で射止めた。60回に向け全国の皆さんに協力いただきたい」とあいさつした。

氏郷役は同市の建築業勝田敏樹さん(45)、妻で織田信長の娘冬姫役は多気町の大学生池田明莉さん(20)がそれぞれ務めた。

武者行列はときの声を上げ出発し、勝田さんは氏郷が愛用した鯰(なまず)尾のかぶと姿で乗馬。鉄砲隊や槍隊、少年少女武者に加え、手作り甲冑(かっちゅう)隊8団体約100人が加勢し、戦国時代絵巻を繰り広げた。