陸自ヘリ 明野での飛行再開 佐賀の墜落受け停止 三重

【伊勢】陸上自衛隊は31日、昨年2月に佐賀県で発生した航空ヘリ墜落事故を受けて飛行を停止していた「AH―64D」について、明野駐屯地(三重県伊勢市小俣町明野)での飛行を再開すると発表した。事故原因の解明と再発防止策のめどがついたとし、地上でのエンジン始動点検などを経て11月18日から飛行を再開するとしている。

事故は昨年2月5日、陸自目達原駐屯地所属の同型機が神崎市の民家に墜落し、隊員2人が死亡。家にいた女児1人が足に軽傷を負い、周辺民家が被害を受けた。これを受けて明野駐屯地など3カ所の駐屯地で同型機の飛行を中止していた。

9月27日に公表した再発防止策に沿って指導徹底を図り、航空学校を所有する明野を皮切りに飛行を再開。ほか2カ所についても順次再開する方針。同陸上幕僚監部広報担当は「二度と事故が起こらないよう航空安全に全力で取り組む」としている。