所有者不明の桟橋撤去を報告 伊勢、不法係留船対策で協議会 三重

【不法係留船対策に向けた協議会であいさつする秋葉会長(右奥)=伊勢市の県伊勢庁舎で】

【伊勢】三重県の勢田川等水面利用対策協議会(会長・秋葉雅章三重河川国道事務所長、委員14人)は30日、伊勢市勢田町の県伊勢庁舎で第14回目の会合を開き、勢田川流域の不法係留船対策について協議した。

同協議会は、伊勢市を流れる五十鈴川や大湊川、勢田川や宇治山田港湾区域の不法係留船について、洪水の流下阻害や油漏れによる水質汚染などの懸念から、撤去や係留場所の確保など対策を進める目的で開催。市や県、国、周辺自治会代表らを委員に平成21年から定期的に開き、本年度は1回目の会合となった。

事務局の三重河川国道事務所は本年度の取り組みとして、老朽化により使用できない所有者不明の桟橋20基のうち13基を撤去したほか、まだ使用できるが所有者が特定できない桟橋2基を簡易代執行で撤去したと報告。また一色大橋上下流右岸船舶係留施設など2カ所について新たに占有許可を出したとした。

今後は対象地域の不法係留船77隻(10月現在)について本年度中に所有者調査と撤去を進めるとし、受け皿となるよう大湊川(五十鈴川合流地点)と一色町物揚場施設の2カ所について、占用に向けて協議を進めることで一致した。

次回会合は来年2月を予定している。