玉城町と皇大マンガ研が連携 広報誌離れ歯止めに 三重

【玉城町の広報誌に四コマ漫画を連載する皇學館大学マンガ研究部の部員ら=伊勢市の皇學館大学で】

【度会郡】三重県玉城町が月1回発行する広報誌で、伊勢市の皇學館大学マンガ研究部(中野貴斗部長、約30人)の部員らが描いた四コマ漫画の掲載が始まった。漫画をきっかけに若者の広報誌離れを食い止めようと連携。町総務政策課主事の成川勝也さん(27)は「まずは皆さんに手にとってもらい、玉城町の魅力を再発見してもらいたい。学生の活動も知ってもらえれば」と話している。

広報誌を担当して4年目の成川さんは、写真を多く取り入れたり原稿の文字量を減らしたりするなど工夫し、読みやすい広報誌を目指して制作してきたが、町内の若者に聞き取りをした際、「広報誌を見ていない」という声が多く、どうしたら手にとって見てもらえるかを模索してきた。

町が同大と包括連携協定を結んでいることから同部の存在を知り、継続して広報誌を読んでもらうきっかけとして漫画の掲載を持ちかけた。学外で作品発表の場を求めていた同部も協力を決め、今夏から企画を進めてきた。

広報誌内の1ページを同部に提供。今後は実際に部員らが町内を見て回り、「たまきちゃん」という女の子を主人公に若者の視点でストーリーを考えていく予定で、玉城の魅力を盛り込みながら連載する。

最新の11月号では「たまきちゃん」を表紙に2ページを使い、両者のコラボの紹介と初めての四コマ漫画を掲載。部員らの「外部の方とあまり関わることがなく不慣れですが頑張って続けていきたい」というコメントを添えている。

広報誌は町内全戸に配布するほか、町ホームページから閲覧できる。