企業誘致や3年保育求める 尾鷲市議会報告会で市民 三重

【市議会報告会で意見交換する市民と議員=尾鷲市役所で】

【尾鷲】三重県の尾鷲市役所で28日夜、市議会報告会が開かれ、全議員13人と市民12人が出席して意見交換した。

意見交換では、住民から同市と熊野市をつなぐ自動車専用道路「熊野尾鷲道路」が、令和3年夏に全線開通する見通しを踏まえて「企業の誘致などに取り組み、結果を出してほしい」と訴えた。

村田幸隆議員は「議員有志で企業に声を掛け、企業誘致に向けて取り組んでいる」と述べた。

このほか、複数の住民が市立尾鷲幼稚園の3年保育の実施に向けて、早期の対応を求めた。保護者らは平成25年から、要望書を教育長や市長に提出するなどしてきたが、実現に至っていない。8月にはPTA役員らが陳情書を濵中佳芳子議長に提出した。市議会は陳情書について継続審議としている。

仲明議員は「無償化で幼稚園から保育園に移る園児が想定されることと、来春の3歳児の保育園の入所率を把握した上で方向性を示したい」と継続審議とする理由を説明した。

報告会は、予算や議案などの説明、市民との意見交換を目的に4月と10月に市内各地で開いている。今回は大雨の影響で、2地区が中止となり、計5カ所で開かれた。