自動車税の徴収率99.2% 滞納対策強化で過去最高 本年度分 三重

三重県は29日、11月と12月の差押強化月間を前に、自動車税の滞納や徴収の状況を発表した。本年度分の自動車税に対する徴収率は、9月末時点で99・2%。同月時点の徴収率としては10年連続で増加し、記録が残る平成18年度以降で過去最高を更新した。

県の徴収率は16年度分が全国の都道府県で27位となるなど、全国的にも低位にあった。このため、県は23年度から徴収に向けた具体的な計画を策定するなど、滞納への対策を強化。ここ数年間の全国順位は5位―10位台で推移している。

一方、本年度分の自動車税も約8千件、約2億2千万円分の滞納がある。税収確保課は「滞納を放置すれば、納税した県民との公平性を欠くことになる」として、強化月間中は車を移動できないようにする「タイヤロック」を使うなどして徴収を強化する。

また、本年度の強化月間からは、市町に納税の啓発で協力を得ることにした。伊勢志摩地域と伊賀地域の9市町に広報紙やホームページを通じて自動車税を納付するよう呼び掛けてもらう。同課は「来年度以降は全市町に協力してもらいたい」としている。