津 一志町郷土文化研が資料展 45周年記念、歩み振り返る 三重

【四地区の文化祭で展示する史料を紹介する会員=津市一志町で】

【津】三重県津市一志町の史跡を調査研究する「一志町郷土文化研究会」(倉田進会長、会員47人)が、11月に結成45周年を迎える。節目を記念し、同会の歩みを振り返る展示「45年の足跡」を、町内4地区の公民館文化祭会場で実施する。一志高岡(11月2―3日)▽波瀬(同3―4日)▽川合(同9―10日)▽大井(同17日)。

同会は昭和49年、町内の神職、僧侶、古文書の所有者ら歴史にゆかりのある町民で結成。町内の文化財や旧跡の研究を重ね町史の編さんに携わった。市内外の研修、研究発表に加え、識者を招いての講演会などを開いている。

会員が60―80歳代と高齢化する中、日頃の活動を紹介し新たな仲間を増やしたいと今回初めて文化祭会場での展示を企画した。

これまで調査研究に使った史料の複写や活動をまとめた冊子、会報や10年ごとの記念誌のほか同会が町内をくまなく調査し一冊にまとめた石造物▽仏像▽梵鐘―の史料など約70冊を並べ、地区別の史跡を写真で紹介する。

現在唯一結成時からの会員となった谷口由和さん(78)は「江戸時代の史料などがありわくわくしながら出席した」と45年前を振り返り「一志町の歴史に興味がある人に活動を知ってもらい次世代に引き継いでいきたい」と話している。