両陛下、来月21日に伊勢訪問 「親謁の儀」日程を発表 三重

【天皇陛下の即位を祝って献上する鈴鹿墨(三重県提供)】

宮内庁は28日、天皇、皇后両陛下が皇位継承に伴う一連の儀式を終えたことを伊勢神宮に報告される「親謁(しんえつ)の儀」の詳細な日程を発表した。両陛下は21―23日、三重県内に滞在する。

宮内庁によると、両陛下は21日午後、皇居を出発し、内宮に宿泊する。22日は午前に外宮を参拝。最終日の23日は内宮を参拝した後、午後に近鉄宇治山田駅を出発し、皇居へ戻る。

また、鈴木英敬知事は28日のぶら下がり会見で、天皇陛下の即位を祝うため伝統工芸品「鈴鹿墨」を献上すると発表。県によると、鈴鹿墨は直径9・2センチ、厚さ1・5センチで、表面に蒔絵(まきえ)で縁起物の鳳凰(ほうおう)があしらわれている。11月中に献上する予定。

鈴木知事は選定理由を「平成になってから献上品として鈴鹿墨を使っていない。後継者が少ない中、伝統の維持に取り組んでいるため」と説明。県は昭和58年、親王時代の天皇陛下が英国留学を伊勢神宮に報告するため来県した際にも鈴鹿墨を献上していた。
■県民と共に心から歓迎 ― 鈴木英敬知事の謹話■

天皇陛下のご即位後、初めてのご来県となる。県民と共に歴史的な儀式が県内で執り行われることの感激と新しい時代を迎える高揚感を共有させていただくことは、この上ない喜びであり、ご来県にあたり、県民を代表してお出迎えさせていただく者として身が引き締まる思い。県民の皆さまと共に心から歓迎して、万全の体制でお待ち申し上げたい。