元横綱稀勢の里・荒磯親方が指導 子どもら相撲の魅力体験 伊勢で教室 三重

【参加者にすり足を指導する荒磯親方(後列中央)=伊勢市宇治中之切町の神宮会館相撲場で】

【伊勢】三重県伊勢市宇治中之切町の神宮会館相撲場で27日、県相撲連盟主催の相撲教室があった。同連盟がつくる小中学生の相撲クラブ「三重クラブ」の子どもらや市内の小中学生ら60人が、元横綱稀勢の里の荒磯親方から指導を受け、楽しみながら相撲への理解を深めた。

令和3年に開催される「三重とこわか国体」に向け、相撲の魅力や楽しさを知ってもらおうと開き、今年で3回目。

同教室は2日間あり、26日には宇治山田商業高校相撲場で開催。同連盟強化部長の下里匡希さんの指導の下、25人が相撲の基本動作や遊びを取り入れた対人練習などを行った。

この日は準備体操や柔軟運動後、四股とすり足を練習。相撲未経験の参加者も多く、荒磯親方や下里さんが分かりやすく指導した。

荒磯親方は「相撲は軸をしっかりつくることが大切。四股やすり足を繰り返しやることで相撲が強くなる」とアドバイス。高校生の胸を借りた押しの練習や遊び相撲もあり、参加者らは全力でぶつかっていた。

三重クラブのキャプテンで度会小6年の中西鋭(さとき)君(11)は「すり足や四股の細かい所を教えてもらったので日頃の練習で意識したい」と話した。

荒磯親方は「みんな一生懸命やっていたし、言ったことをやろうという気持ちが伝わってきた。のびのびといっぱい遊んで勉強して、小中学生のやるべきことを頑張ってほしい」とエールを送った。