亀山 コメ収穫に感謝 子どもら「亥の子」作り 三重

【「亥の子」作りをする子どもら=亀山市辺法寺町の営農組合集会所で】

【亀山】三重県亀山市の辺法寺町自治会(川戸正則会長)は27日、同町営農組合集会所で、「亥の子」作りをした。児童らが田植えし収穫したもち米で餅つきをし、きな粉や小豆、珍しいカレーもちを振る舞った。

亥の子とは、江戸時代から伝わる伝統行事。その年のコメの収穫を感謝する五穀豊穣(ほうじょう)の儀式。子ども20人は、同町亥の子保存会や子ども会役員らの指導で、束ねた新わらの芯に縄を巻き付け、長さ約80センチの棒状にした「亥の子」を作った。

今年は11月11日の夜、地元の子どもらが町内172軒を一軒一軒回り、庭先で亥の子を地面にたたきつけながら「いのこいのこ、いのこのしんわらは」と歌う。川戸会長(68)は「子どもを中心に地域住民らの協力で、伝統行事を継承し、つなげなければ」と話していた。