秋季東海地区高校野球大会きょう開幕 近大高専、初の甲子園なるか

秋季東海地区高校野球大会は26日から岐阜県内で開かれる。来年3月に阪神甲子園球場で開幕する選抜大会出場校選考の重要な資料となる大会に、9月の秋季県大会の結果、優勝の近大高専(名張市)、準優勝の津商、3位の三重(松阪市)が挑む。

このうち春夏通じて初の甲子園を目指す近大高専は2012年春の東海大会準優勝の実績があるが秋は県4位が過去最高。重阪俊英監督は「攻撃は苦しんだが守備でチーム力を発揮した。ベンチワークも良く皆が同じ目標に向かって戦えた」と初めて秋の王者になった県大会を振り返る。

準々決勝でいなべ総合学園(桑名市)、準決勝で三重、決勝で津商と歴代甲子園出場校を下した。「実績のないチームにとってターニングポイント」(重阪監督)と見ていた準々決勝は、先発の2年生右腕白石晃大を中心に攻守で粘り、延長13回タイブレークの末に辛勝した。

昨年秋の県1年生大会はベスト4で終えたが、大会を制した宇治山田商(伊勢市)に準決勝で延長14回タイブレークの末惜敗するなど実力の片りんを見せていた学年だ。2年生の田島大輔主将は「タイブレークで勝てたときは1年生大会の時を思い出した。素直にうれしかった」と話す。

東海大会に向け、県大会以降身体作りから再スタートした。攻撃面の修正にも力を入れた。「勝負事なので1位を目指していきたい」と重阪監督。「今年のチームの持ち味は粘り強さとつなぐ打撃」と話す田島主将は「どのチームも格上。挑戦者の気持ちでぶつかる」と話している。

秋季東海地区高校野球大会 日程は26、27、11月2、3日の4日間を予定。県1位の近大高専は27日、大垣市北公園球場で開催の準々決勝から登場し、加藤学園(静岡2位)―大垣西(岐阜3位)戦の勝者と対戦。県2位の津商、3位の三重は26日の1回戦から登場し津商は大垣市北公園球場で静岡商(静岡3位)、三重は岐阜市・長良川球場で愛工大名電(愛知2位)と初戦を戦う。