鈴鹿 伊勢型紙職人、技光る 反物や額装200点展示販売 三重

【「次世代に技を伝えていきたい」と話す佐々木会長=鈴鹿市飯野寺家のスズカ画廊で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の伊勢型紙職人有志でつくる「技承会」は25日、同市飯野寺家のスズカ画廊で展示販売会を開き、伊勢型紙で染めた反物や四技法で彫った額装など約200点を展示した。27日まで。

同会は今年6月に設立。40―70代の16人が会員となり、技の伝承や伊勢型紙の販路拡大を目指している。

会場では、突彫りで彫ったフジ紋様や縞彫りのトクサ紋様など、四技法を生かした型紙で染めた小紋柄の反物、一つの図柄を数人の技で仕上げた共同作品などを展示。しおりや色紙、染め型なども並ぶ。

職人歴60年の佐々木正明会長(76)=同市稲生四丁目=は「伊勢型紙に興味を持つ人は増えているが、職人の技術を伝えることは難しい。新たな仕事を生み出し、技術を継承したい」と話していた。