熊野産木材でおもちゃ 名古屋学芸大生が製作、発表 三重

【熊野材を活用した作品について説明する学生たち=熊野市井戸町の市文化交流センターで】

【熊野】名古屋学芸大学(愛知県)メディア造形学部4年生22人が、三重県の熊野産木材を活用した子ども用のおもちゃを製作した。熊野市井戸町の市文化交流センターで25日、作品の発表会があった。

市と同大は平成24年度から、熊野産木材を活用した特産品作りに取り組んでいる。これまで、市職員のピンバッジの製作や避難所間仕切りなどを考案。鬼ケ城センターでは、サンマの形をしたペーパーナイフなどを試験的に販売している。

この日はヒノキとスギを使った作品22点を会場に展示。学生は一人ずつ特徴や使い方などをプレゼンテーションした。

谷殿夏奈さん(22)は市特産の香酸かんきつ「新姫」に見立てた木の球が、木から落ちてくるおもちゃ「新姫ころりん」を製作。「パーツを少なくして子どもが簡単に組み立てられるようにした」と工夫した点を説明した。

フクロウ、ネコ、サルのやじろべえを製作した道前知佳さん(22)は「動かしても置物にしても楽しめる。美しい木目や木のぬくもりを感じてもらいたい」と話した。

同大の平光無門教授(61)は「シンプルだけど十分魅力を持った作品が生まれている」と講評した。

作品は11月19日から29日までセンターに展示する。