鈴鹿市教委 個人情報入りメモリ紛失 中学生107人の成績など 三重

【個人情報を記録したUSBメモリー紛失を謝罪する市教委職員ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市教委は25日、市内の市立中学校で、2年生全員の通知表や定期テストの成績を記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。「今のところ不正使用などの被害報告はない」としている。

市教委によると、このメモリーには生徒107人の住所や電話番号などを記載した名簿のほか、一年時からの定期テストと通知表の成績が記録されていた。全てのデータにパスワードを掛けているという。

2年の成績処理を担当する40代男性教諭が16日朝、このメモリーを使おうとして紛失に気づいた。男性教諭は「10日にも同じメモリーを使ったが、使用してからの記憶がない」と話しているという。

男性教諭は「持ち帰ってはいない」と説明しているが、学校は「帰宅時などに紛失した可能性もある」とし、20日に男性教諭宅近くの交番に遺失物盗難届を提出。翌21日、市教委に報告した。

同校は全校集会や保護者会を開いて謝罪。市教委はメモリーの使用履歴を台帳に記録するよう指導していたが、同校は台帳を設けていなかった。市教委は「学校の管理不足だった」としている。