地域おこし隊に佐藤さん 鳥羽市役所で委嘱式 三重

【中村市長から委嘱状を受け取る佐藤さん(右)=鳥羽市役所で】

【鳥羽】三重県鳥羽市の地域おこし協力隊員の委嘱式が24日、同市役所であり、新規隊員として元武蔵野美大教務補助員の佐藤千裕さん(26)が中村欣一郎市長から委嘱を受けた。任期は来年3月31日までで更新は最長3年間。同市では通算9人目の委嘱で、現役隊員としては4人目となる。

佐藤さんは福島県二本松市出身で、武蔵野美大芸術文化学科を卒業後、今年3月まで同大教務補助員として勤務。今後は隊員として石鏡町に移り住み、「石鏡町活性化海女のまち暮らし担当」として海女や海藻など文化的価値や暮らしの魅力発掘や発信、移住体験プログラムの造成や体験ツアーの実施などに取り組む。

佐藤さんは鳥羽の印象について、「海がきれいで自然が豊か。生活が楽しみ」と話した。隊員を志した理由について、「海をテーマにした作品を手がけるうちに自然に関わる仕事をしてみたいと思うようになった。地域になじんだ活動をして将来は海女を目指したい」と語り、経験を生かしてアートイベントの開催などを企画していきたいとした。

中村市長は「強い気持ちを感じた。ぜひ鳥羽で夢を咲かせてほしい」と激励していた。