長寿企業のノウハウを学ぶ 津で地方創生経営者フォーラム 三重

【「長寿企業の葛藤と知恵」をテーマに意見交換するパネリストら=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

三重県内の長寿企業のノウハウを学ぶ地方創生経営者フォーラム「伝燈と志命」(伊勢新聞社後援)が23日、津市一身田上津部田の県総合文化センター小ホールであり、企業経営者など約200人が参加した。

このフォーラムは地域の宝である長寿企業の知恵を、未来を担う経営者や後継者につなぎ、企業発展や地域活性化の一助にしてもらうのが狙い。広報PRなどを手掛けるチエノワ(東京都、田中雅也社長)が運営する「智慧の燈火プロジェクト」と東京海上日動火災保険が全国で開催している。

「長寿企業経営者の葛藤と知恵」と題したパネル討論では宮崎本店会長の宮﨑由至氏、井村屋グループ会長の浅田剛夫氏、伊勢角屋麦酒二軒茶屋餅角屋本店社長の鈴木成宗氏が登壇。「未来に向けて変えるべきこと、変えないこと」というテーマでは、宮﨑会長は「品質に関することは徹底的にこだわり、変えない。運送面など合理化できるところは徹底的に変える」と話し、鈴木社長は「お客さまにとって価値があることは徹底的に残すが、それ以外のことはすべて変える必要がある」と強調した。

浅田会長は今後の三重県の企業活性化について「今やらなきゃいけないのはオープンイノベーション。企業規模の大小関係なく、それぞれが自分たちの特色をオープンにして共創すれば、三重県にしかない特色をもった企業集団ができてくる」とエールを送った。