予算提案は229件 「県民参加型」投票で決定へ 三重県議会

【県民参加型予算の応募状況について報告を受ける予算決算常任委員会=県議会議事堂で】

三重県は23日の県議会予算決算常任委員会で、令和2年度予算からの導入を目指している県民参加型予算(愛称・みんつく予算)に対し、229件の提案が寄せられたことを明らかにした。

提案は9月20日から今月18日までの約1カ月間にわたって募集。防災減災や医療介護、子育て、スポーツなど、20件のテーマを設定し、テーマごとに具体的な取り組みのアイデアを募っていた。

県によると、寄せられた229件のうち県民からの応募は182件、県外からは47件だった。年代別では40代からの応募が65件と最も多く、30代の62件、20代の33件が続いた。

テーマ別で最も多かった提案は、戦略企画部が設けた「若者が地域で活躍するための方策」で28件。避難行動の促進(防災対策部)の26件、海外誘客の促進(観光局)の16件が続いた。

県は寄せられた提案を絞り込み、予算を盛り込んで具体的な事業としてまとめる予定。12月上旬ごろ―来年1月上旬までインターネットを通じて実施する県民投票の結果を踏まえ、採用する事業を決める。

財政課は「県としては初の取り組みだったが、多くの提案が寄せられ、ありがたく思う。提案の内容をしっかりと反映して事業を構築し、多くの人に投票してもらえるよう周知に努めたい」としている。