「マルゴみかん」出荷 中玉傾向で酸味少なく 三重

【南伊勢町特産のマルゴみかんの出荷作業=同町船越のマルゴ撰果場で】

【度会郡】三重県南伊勢町船越のマルゴ撰果場で、JA伊勢マルゴ柑橘(かんきつ)部が生産する町特産の「マルゴみかん」(温州ミカン)の出荷作業が始まっている。11月下旬―12月中旬をピークに来年2月まで続き、例年並みの約540トンを出荷する見込み。

町内では現在、同柑橘部の生産者97人が、約40ヘクタールで温州ミカンやデコポン(不知火)、セミノールなど18種類のかんきつ類を栽培していて、「マルゴみかん」のブランド名で親しまれている。

同撰果場の東吉一場長(51)によると、今年は夏場の天候不順や台風の影響もあったが、中玉傾向で酸味が少なく、食べやすい味に仕上がったという。

撰果場では、生産者が持ち込んだミカンを機械と従業員らが品質や形状別に選別。県内市場に出荷するほかインターネット販売も行っている。

東場長は「季節の特産品としてマルゴみかんを楽しんで食べてもらいたい」と話していた。