三重大 赤塚会長に名誉博士号 農業活性化や郷里発展に貢献

三重大学(三重県津市)は、農業の活性化や郷里の発展に貢献したとして、赤塚植物園グループの赤塚充良会長(85)に名誉博士号を授与すると決めた。11月9日に同グループ本社で授与式が開かれる。

三重大は平成16年の法人化をきっかけに名誉博士号の制度を創設。社会的な功績が認められる人に授与している。これまでにイオンの岡田卓也名誉会長や坂口力元厚労相らが授与を受け、赤塚氏が4人目。

赤塚氏は高田中学校卒。農業実習生として3年間渡米し、農園での労働に従事。昭和36年に赤塚植物園を創業し、洋ランの生産や水溶性の特殊な2種類の鉄ミネラルを利用した技術開発に取り組んだ。

赤塚氏は「三重大とは長い縁があり、洋ランの組織培養の方法を模索していた時にアドバイスをしていただいた記憶がある。名誉博士号を励みに技術やノウハウを社会の発展に役立てたい」とコメントした。