傷害と窃盗の罪で有罪判決 津地裁

住宅に押し入って現金を盗み、家人を殴ったとして、傷害と窃盗などの罪に問われた名古屋市天白区、無職吉田飛鳥被告(23)の判決公判が21日、津地裁であり、平手一男裁判官は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役3年)を言い渡した。

平手裁判官は判決理由で「一晩で3件の犯行を重ね、逃げるために暴行を加えたことは身勝手で悪質」と指摘。仕事を辞め、金に困っていたことに触れ「経緯や動機に酌むべき点はとぼしい」と述べた。一方、吉田被告の父親が被害者に弁償したことなどから執行猶予を付けたとした。

判決などによると、吉田被告は5月23日未明、志摩市の住宅3軒に押し入り、現金計約14万円を盗んだ。うち1軒で60代の男性に見つかってもみ合いとなり、男性の左顔面を殴って全治約1週間のけがを負わせた。