和具の塩蔵ワカメが水産エコラベル認証取得、鳥羽市長に報告

【エコラベル認証証書を手にする橋本委員長(左)と永富組合長(右)=鳥羽市役所で】

【鳥羽】鳥羽磯部漁協の永富洋一組合長(76)と橋本計幸同和具浦支所運営委員長(68)は21日、三重県鳥羽市役所を訪れ、和具浦支所生産の塩蔵ワカメが国内の認証組織「マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)」により水産エコラベル認証を取得したと中村欣一郎市長に報告した。ワカメの認証は世界初という。

水産エコラベルは生態系や資源の持続性に配慮した方法で漁獲、生産(養殖)された水産物に与えられる認証。同認証を取得すると、東京五輪・パラリンピック大会での食材調達基準を満たすことになるという。

同支所では40年ほど前からワカメ養殖を手がけ、現在約40軒の養殖業者が生換算で県内出荷量の約7割を占める年間約2292㌧を出荷している。来年の東京五輪・パラ大会でのPRを好機と考え、今年4月に申請して7月26日付で認証を取得した。

既に県を通じて大会選手村での食材採用を働きかけているほか、新ブランドとして全国での周知もPRするという。橋本委員長は「和具のワカメの知名度を上げていきたい」とし、永富組合長は「これからが重要。個人の家庭に届くやり方を考えたい」と話した。

中村市長は「地域の食材が評価されたことはうれしい。できる支援はさせていただく」と話していた。